あんずジャムを煮る

今年も、あんずジャム。(昨年はこちら

わたしも娘も、そして気づけば息子もあんずジャムが大好きで、パンの日は食卓に欠かせない。平日は和食(納豆ごはんと卵焼き、味噌汁)なので、パン好きのわたしたちは週末を心待ちにしている。ジャムやはちみつ、バターなど、その時々で好きなものを取り揃えながら、あれこれ組み合わせながら食べるのだ。息子が「ジャムー!」と叫びながら延々とぺろぺろなめていたり、娘がパンに「塗る」のではなく「のせて」食べているのを見ると、あぁ我が子よ、と思わずにはいられない。

(余談だけど、インスタやブログやなにかのレビューで、焼いていないトーストにジャムを薄く塗り伸ばして食べているのを見ると、違う違うそうじゃないと心の中の鈴木雅之が叱咤する。食べ方は人ぞれぞれなのに心が狭くてすみません)

ジャムは、一年を通じていろいろ作るけれど、あんずジャムはお酒にも合うので特にたくさん作る。今年はいちごジャムもかなりの量を作ったつもりだったけれど、春のピクニックや手土産に持参していたら、あっという間になくなってしまった。

チーズやクラッカー、おいしいパンと合わせるのはわたしの手土産の定番のひとつ。気の置けない友人らに限定とはいえ、家飲みにはぴったりだと思う。

これからの季節は自家製アイスの材料にも重宝する。ヨーグルトとアボカドやバナナをミキサーで混ぜて、ジャムをところどころに垂らして冷やし固めると、アクセントになっておいしい。

ところで、ジャムを作ると、いつも遭遇するのが空き瓶問題。市販のジャムや保存食を買ったときに洗って保管しているけど、毎度足りなくて困ってしまう。合羽橋あたりで、今度まとめて買おうかな。

今年は、コンポートも1パック分だけ作ってみた。それなりにおいしいけれど、少し甘みが足りないような、柔らかさが今ひとつのような。あんずは煮崩れるのもあっという間なので、とろんとさせたいけれど崩れては困る、そのさじ加減が難しい。これは、来年への課題として自分への覚え書き。

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